七夕の行事食としてよく知られているのは、そうめん。
「天の川に見立てて食べる」という説もありますが、もともとは七夕が中国から伝来した際に、共に言い伝えられた「索餅(さくへい)」がそうめんの起源であるとされています。
索餅は中国に伝わるねじり菓子で、中国には「七夕に索餅を神様にお供えし、無病息災を祈る」という風習がありました。油を塗ってひねり乾かした索餅は、そうめんと形が似ており、更にそうめんが織姫を連想させる織り糸に似ていたことから、徐々にそうめんが供えられ、食べられるようになったといわれています。
今年の七夕献立では、そうめんを瓦そば風にアレンジして提供しました。