春の七草とは、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろのこと。
健康と豊作を祈って食べる七草粥は、昔の人の生活の知恵が詰まっています。年末年始で疲れた胃腸にも優しいですよね。(*地域によっては、お味噌汁にすることもあるそうです)
みなさん、鹿児島県の「七草祝い」という地域独自の文化があることをご存知ですか?
「七草祝い」とは、薩摩藩の時代から伝統的に続いている儀式で、数え年7才の子どもたちが晴着を着て神社にお詣りした後、親戚やご近所の家など7軒を回って、重箱に七草粥をもらうという文化があります。ここ最近ではなかなか7軒まわるのも難しいため、親族だけで会食を開いたり、神社によってはご祈祷後にお粥の授与があるそうです。
本年も皆様の無病息災(病気にならず健康に過ごせること)をお祈りいたします。