「寿司」と「鮨」の違いは?
すしの語源は、一般的には「すっぱい」の「酢し」だといわれています。奈良時代に登場した発酵させたご飯に魚を漬け込んだ保存食(熟れずし)が、すしの始まりで、古くは「鮓」と書くことが多かったといわれています。そして魚で用いて作るから「鮓」だったのが、魚を使って旨かったので「鮨」の字が当てられたという説も。
「寿司」の文字が登場するのは江戸時代のこと。「鮓」や「鮨」の当て字で、すしが朝廷への献上物とされたこと、時代が下り、結婚式や祝い事の席で出されたこと、つまりハレの日のごちそうだったことから「寿を司る」の縁起を担いだ字が当てられたというのが、一般的なようです。
今回は「握り寿司」をメインにした献立を栄養部スタッフみんなで作りました。ハレの日のごちそうといわれるように、実際に「結婚式みたい…」とのお声も頂戴しました。
今後も皆様に喜んでいただける食事提供に努めて参ります。