秋の時期、新米が収穫され、魚には脂がのり、一年中で一番美味しい寿司ダネが揃う季節である事から、
11月1日は「すしの日」になっています。
色々なお寿司がありますが、今回は海鮮ばら散らし寿司を準備しました。
ちらし寿司は、地域によって、ばらずし、ばらちらし、五目すしなどと呼び方が変化し、作り方も様々。
ひな祭りや誕生日の祝い事といったハレの日の料理や、手軽な家庭料理として親しまれています。
また、ちらし寿司は祭りずしなどとも呼ばれ、岡山県を代表する料理の一つでもあるようです。
備前の国(岡山県)の藩主であった池田光政は「質素倹約」、「一汁一菜」の食事を奨励しました。
これに対し、ご飯に様々な具を混ぜ込むことで一つにしたという庶民の工夫が、ちらし寿司の誕生のき
っかけ。それらにちなんで、池田光政の命日である6月27日にちらし寿司の日が制定されたそうです。
華やかな海鮮ばら散らし寿司は、ふたを開けた瞬間に「わぁ~」と喜ばれていました。