高齢者にとっての「おやつ」は、時に心と体を満たす大切なもの。少し大げさかもしれませんが、思うように食事が進まない時でさえ、おやつが食事摂取のきっかけになり得ることがあります。
在宅に比べ、暮らしの変化が少なくなりがちな施設では、おやつの時間を楽しく過ごして頂けるよう、取り組んでいます。また咀嚼や嚥下機能の弱った利用者の方々にもおやつや食事を楽しんでいただけるように取り組んでいます。
甘いおやつが中心にはなりますが、食物繊維がとれる野菜のおやつも提供しています。ご存知のように、野菜にはビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれており、不足すると便秘がちになることが懸念されます。また、おやつに野菜や果物を使うことで食材が本来持ち合わせている自然の甘さを十分に活用でき、不足しがちな食物繊維やビタミン類を補うことができます。
例)さつま芋ぜんざい
ごぼうの黒糖ケーキ
かぼちゃプリン
人参ケーキ
生姜ミルクティープリン
今回のおやつバイキングでは、春がテーマです。毎回、栄養部スタッフで心を込めて作っています。今後もご利用者皆様が楽しんで頂けるよう頑張りたいと思います。