「お花見」と言えば、桜ですよね!
桜は日本において特別な花木です。古来、桜の開花は農耕行事と関係があり、ヤマザクラの花が咲くと種まきや田植えの準備を始めたため、「種まき桜」「田植え桜」などと呼ばれました。奈良時代の万葉集や、平安時代の古今和歌集には桜を詠んだ歌が多数あり、桜が古くから日本人に愛されていたことが分かります。花の美しさだけでなく、散っていくはかなさも日本人の心をとらえてきました。
熊本の桜の開花は3/21、満開日3/28の予想です。昨年の開花は3/20でしたので、例年とほとんど変わりませんね。東京の開花は3/14で、平年より10日、昨年より6日早く、近年の地球温暖化や都市化の影響で早まったとみられています。
桜前線が南から北へと日本列島を桃色に染めながら駈け抜けていきます。お花見弁当をもって、わずか1週間ほどではかなく散っていく桜の木の下でいただきながら、春を満喫したいものですね!
おおつかの郷では、残念ながら桜を見ながらではありませんが、春を一杯詰め込んだお弁当を用意しました。