日本では、四季を通して多くの祭りが行われますが、季節によって異なる目的があるようです。古くから五穀の収穫を祝う風習があったといわれ、農耕の習慣が祭りに色濃く反映されているのが特徴です。
春 ⇒ 田植えの時期であり、はじまりの季節。「豊作祈願」が各地で行われ、「無病息災」が祈願されます。
夏 ⇒ 台風や害虫などに成長した作物が損なわれないよう、かつては「風除け」や「虫送り」の祭りが催されたそうです。
秋 ⇒ 収穫に対する「感謝祭」。伊勢神宮の「新嘗祭」に代表される祭祀が各地で催されます。
冬 ⇒ 収穫を終えた農閑期の季節。田の神をねぎらい、新年を迎えるための「新春祝い」にまつわる祭りが行われます。
秋から春は農耕の習慣と密接に結びつくことの多い祭りに対して、ひときわ賑々しく観光としても人気の高い日本の夏祭り。その背景には「厄除け」や「鎮魂」といった、人々の切なる願いや祈りがあるのです。
これからも、皆様が元気に過ごして頂けるよう願いたいと思います!
今回は屋台が出ませんので、食事に屋台メニューを取り入れてみました。
◆焼き鳥丼
◇すり身のコーン揚げ
◆酢の物(胡瓜・錦糸卵・人参)
◇お吸い物(むきえび)